水性ウッデイリコートのウォルナットで木部を塗り替えました。
同じ缶の製品を初日の1回目塗りと翌日の2回目塗りに使用しましたが、
翌日の2回目塗りは初日と一変した明るい色に仕上がりました。
なぜ、こんなに色の違いが出るのでしょうか?

塗料はさまざまな顔料が混ざり合っており、それぞれ重さが異なります。それらは時間の経過とともに重い顔料は沈み、軽い顔料は液体の表面に浮くという分離状態となります。
従って塗料を使用される際は、都度、十分に撹拌いただく事で、本来の色が出るようになります。

木製食器やお箸に塗れる塗料はありますか?

基準として、食品衛生法適合品をご利用ください。

ビンテージワックスが乾きません。上からニスなどを塗るワックスですか?

荏胡麻油を主原料とした自然塗料です。安全性が高く添加剤を多く含まないため、乾燥が遅いワックスでニスの上塗りは不要です。乾いたウエスで、円を書くように擦り込み風当たりの良いところで十分乾燥させてください。

OSBボードやパーチィクルボードに適した塗料はありますか?

OSBボードは塗装面を入念に研磨することで水性塗料や油性塗料が塗れますが(ステインは不可)、パーチィクルボードは表面加工されており、塗れません。はじいたりはがれてしまいます。

自然発火とは、どういうものですか?対処方法を教えてください。

自然発火とは、揚げ物の油かす・油性塗料(アルキド樹脂塗料)・ワックスなどが、乾燥の際に発熱し出火する現象です。塗装した部分は発火しませんが、これら材料を廃棄する際に多くみられる現象です。
対処方法・・・塗料やワックスなどが付着した布・シート・ダンボールなどは、必ず水で湿らせてから廃棄してください。ビニール袋や容器で密封してしまうなどの熱がこもる状態は避けてください。詳しくは下記URLをご参照ください。
https://www.nipponpaint.co.jp/topics/hakka.html