塗膜の一部に下地が露出するしたり、塗面に塗膜が押しのけられたようなへこみや小さな穴を生じる現象。塗布面に水分や油分が付着していたり、研ぎかす、ホコリが乾燥途中の塗膜に付着した場合も発生することがあります。
は
ハードナー
硬化剤
拾い塗り
⇔タッチアップ
フィラー
フィラーは下地の面調整(段差など)や巣穴を埋めたり、仕上げ塗材を仕上げに適する状態にするために使用します。
ブリード
塗膜下地から着色物質や可塑剤・タールなどが拡散して汚れや変色を起こす現象で、「にじみ」のことです。この欠陥を引き起こす物質の例は、歴青質系塗料(コールタール)、木材防腐剤、節からの油性樹脂、有機顔料及びステイン、塩ビ顔料、シーリングなどがあります。
☆☆☆☆マーク (フォースターマーク)
2003年7月に改正建築基準法が施行されました。
主な改正内容は
・シックハウス対策としてクロルピリホス(防蟻剤)の使用禁止
・ホルムアルデヒドの放散量の規制です。
このホルムアルデヒド放散量を表すのが「☆マーク」であり、居室で使用する場合に表示が必要になりました。表示なし及び「F☆」は使用禁止です。「F☆☆」、「F☆☆☆」は換気条件と施工する面積に制限がつきます。「F☆☆☆☆」は室内で使用面積に制限がありません。
VOC
VOCとは、「VolatileOrganicCompound」の略で、「揮発性有機化合物」のことです。塗料ではシンナーなどの溶剤、造膜助剤、添加剤の一部がVOCにあたります。水性塗料でも塗料中には造膜助剤、防腐剤として配合されている場合があり、若干のVOCを含んでいます。又、厳密にはVOCは沸点250度未満の揮発性有機化合物を指します。
白化
塗膜表面が乾燥過程で湿気によりつやが低下し、表面が白っぽく濁る現象。
梅雨時は高湿度のため、結露しやすく白化を生じることが多い。
また、冬季などの低温期は未乾燥時間が長いため、結露の影響を受けやすい。
白亜化
⇔チョーキング
ブラッシング
⇔白化
ブツ
塗装時又は、塗装直後に表面に付着したゴミなどの固形の異物が塗膜表面にある状態。外部からの付着物だけでなく、塗料に混入したり、保存中に発生した固形の異物により生じる場合もります。
ピンホール
塗膜にできた極めて小さな穴のことを言います。
プライマー
下塗りに用いる塗料の総称を言います。
ブリード
⇔にじみ
付着性
塗膜が下地面(たとえば木や鉄プラスチック、コンクリートなど)に付着して、はがれにくい性質を言います。別の表現で密着性がよい、悪いなどといわれることがあります。
粉化
⇔チョーキング