退色

紫外線などで、塗膜の色があせること。

タッチアップ

塗装作業において、部分的に補修塗りすること。

たれ

流れとも言います。塗料を垂直面に塗った時、乾燥までの間に塗料の層が部分的に下方に流れて厚さが不均等になること。厚く塗りすぎたり、うすめすぎた塗料を塗った場合などに生じやすい現象です。

ターペン

「ターペン」は天然樹木からとれるオイルであるテルペン油から変化した言葉です。昔は、このテルペン油がペンキのうすめ液として使われていました。現在、ターペンは石油の精製から造られ、組成は石油系炭化水素が主成分で、灯油に近い組成です。ミネラルターペン、ミネラルスピリット、塗料用シンナー、ペイントうすめ液とも称されます。ラッカーシンナーに代表される強溶剤に比べて、刺激臭が少なく溶解力が低いため古い塗膜への影響が少ないのが特長です。

チョーキング

塗膜の経年劣化によって塗膜表面に粉化物がつくことで、「白亜化」とも言います。塗膜が紫外線や風雨などの影響により経年で徐々に劣化して粉化します。

チヂミ

塗膜が、乾燥する時にちりめん状のしわ模様が塗膜にできること。厚塗りのときや寒冷時に発生しやすい現象です。

沈殿

顔料が分離して容器の底に沈む現象です。長期間経過していると、撹拌しても戻りにくくなる場合があります。

つやびけ

湿度や温度などの塗装時の気象条件や過度の吸込みにより、塗料本来のつやを失う現象です。

つやむら

つやにムラができる現象。原因として、素地の吸込みムラや塗膜の不均一な状態などによるものが多い現象です。

テクスチャー

生地、きめ、感触。

透湿性 

水蒸気の透過性があることを言います。

塗膜

塗られた塗料が乾燥してできた皮膜のことです。

とまり

隠ぺい力のことで塗膜(塗られた塗料が乾燥してできた皮膜)が、下地の色を覆い隠す力のことです。