塗料の色合いは、日本塗料工業会の色番号やマンセル値に置き換えることはできますか?

色合いは当社独自配合のため、各種法人や団体等の色相に合わせて調合しておりません。

塗料は厚く塗れば塗るほど良いのですか?

塗料の一回に塗る量や厚さは、種類によって決められています。一度に厚く塗ると、たれ・つやの不均一・乾燥不良などにより仕上がりが悪くなります。厚く塗った塗膜に泡がかんでいると、ピンホール(小さな穴)ができ、そこから雨水などが浸入する場合があります。反対に塗膜の厚みが足りないと性能が保持できません。

裏面表示に「発ガンの可能性」についてなどの表示があります。室内の小物に塗れますか?

塗料中に酸化チタンを使っているものについては、そのような表示を義務付けられています。又、酸化チタンは塗料中に存在するもので、粉末状態で塗膜に存在している物ではありません。直接的な人体への心配はいりません。十分換気が取れる環境で塗装してください。

冬季に、残った水性塗料を保管していたら使用できない状態になっていたのはなぜでしょうか?

塗料には凍結防止剤が配合されていますが、およそ‐5℃で凍結が始まります。塗料は凍結してしまうと、元の状態には戻りません。

塗料の耐熱温度は何度位ですか?

およそ、60〜70℃位です。ストーブや煙突のように高温の環境には、耐熱スプレーを使用します。

自然発火とは、どういうものですか?対処方法を教えてください。

自然発火とは、揚げ物の油かす・油性塗料(アルキド樹脂塗料)・ワックスなどが、乾燥の際に発熱し出火する現象です。塗装した部分は発火しませんが、これら材料を廃棄する際に多くみられる現象です。
対処方法・・・塗料やワックスなどが付着した布・シート・ダンボールなどは、必ず水で湿らせてから廃棄してください。ビニール袋や容器で密封してしまうなどの熱がこもる状態は避けてください。詳しくは下記URLをご参照ください。
https://www.nipponpaint.co.jp/topics/hakka.html

塗料の消費期限はありますか?

家庭塗料について、厳密な消費期限は設けられておりません。開缶後は、半年以内に使い切るようにしてください。

テーブル面の、マジックの落書きは何で除去できますか?

ラッカーうすめ液で除去することができます。ただし、下地を傷めたり、塗装に影響を及ぼす場合がありますので注意が必要です。

塗料どうしをまぜて、好みの色にしたいのですがまぜられますか?

同じ銘柄の塗料に限り、まぜることができます。ただし、銀やシルバーと、白や赤などの塗料をまぜることはできません。

SDSが必要です。どのようにしたら良いですか?

FAX又はホームページ(メール)で受付ています。

FAXの場合、「企業名・氏名・商品名・色名・電話番号・FAX返信用番号」などの必要事項を記入してFAXしてください。内容確認後、FAXで返信いたします。メール返信をご希望の方は、メールアドレスも記入願います。

・ホームページからご依頼の場合は、「よくある質問」→「お問い合わせ」画面からご依頼ください。必要事項はFAXの時と同様です。

塗料缶のフタが開きません。何か方法はありますか?

容器のフタに手を添えて、適当なサイズのマイナスドライバーで少しずつ数カ所に先端を差し込んでください。1カ所に力を入れてこじ開けようとすると、フタがめくれ上がってしまいます。フタのヘリがめくれてしまったときはペンチを使ってみてください。ホームページの「塗料について」の中で、MOVIEで紹介しています。

塗料に鉛や重金属は含まれますか?

当社の商品には、有害な鉛やクロムは配合しておりません。

塗料缶の中身が6分目ぐらいまでしか入っていませんが、間違いありませんか?

比重の高い塗料は、重さ(kg)で比べた場合に他の塗料に比べ内容量が少なくなってしまいます。主な商品は、室内用つやなし塗料、さび止め塗料、亜鉛塗料などが比重の高い塗料で、内容量が少なくなっています。

雨どいなどの硬質塩ビには、どんな塗料が良いですか?

硬質塩ビは、プラスチックの中でも付着が良い素材です。研磨してから、水性や油性多用途塗料で塗装するこができます。

色名が同じでも、商品によって色合いが異なるのはなぜですか?

樹脂・顔料・添加剤の配合がそれぞれ異なります。そのため、色合いが異なります。

衣服についた塗料を簡単に落とす方法はありますか?

簡単に、きれいに落とす方法はありません。衣服に付かないよう注意すること。また、塗料がついてもよい服装で塗装することが大切です。

ポリカーボネード製品に塗れる塗料はありますか?

専用はありません。はがれやすく、溶剤に弱い性質のため塗装は不向きな素材です。