ターペン

「ターペン」は天然樹木からとれるオイルであるテルペン油から変化した言葉です。昔は、このテルペン油がペンキのうすめ液として使われていました。現在、ターペンは石油の精製から造られ、組成は石油系炭化水素が主成分で、灯油に近い組成です。ミネラルターペン、ミネラルスピリット、塗料用シンナー、ペイントうすめ液とも称されます。ラッカーシンナーに代表される強溶剤に比べて、刺激臭が少なく溶解力が低いため古い塗膜への影響が少ないのが特長です。